
プラモデルを作っていると「塗装を落としてやり直したい!」と思うこともあるでしょう。
「塗装に失敗した」「思った色と違った」などなど、やり直したい理由は様々です。
「塗装を落としてやり直す方法」を知っておけば、塗装する際のプレッシャーも減ると思うので、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
塗装の落とし方
塗装を落とす方法はいくつかありますが、今回は私が実際に使っている2つの方法をご紹介します。
ペイントリムーバー を使う
「ペイントリムーバー」という、各社から販売されている「塗装を落とすことに特化した溶剤」をパーツに塗布する方法です。
綿棒に「ペイントリムーバー」を付けます。

そして、塗装を剥がしたいパーツに綿棒を擦ります。

1回程度では↓のようにまだまだ汚いので、2~3回は「新しく綿棒にペイントリムーバーを付けて擦る」作業が必要となります。

注意点として「ペイントリムーバー」は「塗装を落とすことに特化した溶剤」なので、それなりに強力な溶剤です。
「負荷がかかっている状態」のパーツに塗布すると、小さな"ひび"から溶剤が浸透して「パキッ」とパーツが割れてしまうこともあり得ます。
「ペイントリムーバー」を使う際は、パーツをバラバラに分解して、負荷を極力小さくしてからにしましょう。
各塗料の溶剤 を使う
塗装の際に使ったであろう「溶剤」をパーツに塗布しても、塗装を落とせます。
- 【ラッカー系塗料を使用した塗装】
→ラッカー系溶剤 - 【エナメル系塗料使用した塗装】
→エナメル系溶剤
という感じです。
使用方法は「ペイントリムーバー」と同じです。
綿棒に溶剤を付けて、綺麗に落ちるまで数回に分けて擦ります。


塗装を落とす際の注意点
塗装を落とす際に、注意した方が良い点についてです。
換気を行う
「ペイントリムーバー」も「溶剤」も、揮発性で人体に有害なものです。

なので「必ず換気を十分にしている部屋」で作業をしましょう。
パーツに負荷をかけない
塗装を落とす前に「パーツを分解する」などして、プラスチックへの負担を少なくしましょう。
例えば「関節で繋がったままの腕部分」や「スナップフィットで組み立てたままのパーツ」は、目では見えませんが極々小さな"ひび"がパーツに走っていたりと、負担がかかっています。

そんな状態で「溶剤」を塗布してしまうと、"ひび"から溶剤が浸透してパーツが破損してしまう可能性があります。
なので、塗装を落とす際は「パーツをバラバラに分解してから」にしましょう。

「水抜き剤」は結構危険
塗装を落とす際に「水抜き剤」を使う方法もあります。
「水抜き剤」とは、車などのガソリンタンクに残った水分を除去するための物です。
実際「塗装落とし効果」はあるらしいのですが、個人的にちょっと使うのは怖いと感じています。
というのも、基本的に「水抜き剤」は「機械に対して使われるもの」であって、非常に強力&人体に有害な成分が含まれています。
「人体に有害と言っても、所詮はホビー用ツールの『Mrカラー薄め液』」などと違って
- 完璧な換気
- 防毒マスク
- 手袋
- ゴーグル
などをバッチリ準備する必要があります。
自分が普段作っている「美少女プラモ」の塗装ミスで、そこまでして「水抜き剤」を使うメリットを感じていないので、今回は紹介しませんでした。
もし「水抜き剤」を使う場合は、十分に環境に気をつけて使用してください。
パーツを溶剤に浸ける方法
注意点というか「こういう方法もあるよ」という喚起なのですが、「ペイントリムーバー」や「薄め液(シンナー)」でパーツを丸ごと浸ける方法があります。

ただし、これは「プラスチックを溶かす成分にパーツをどっぷり浸ける」ということで、パーツへのダメージもそれなりに有ると思います。
なので、主にこの方法は上で張った画像のように「カーモデルの、大きな一体成型パーツ」など「多少のダメージは受け入れられるパーツ」に使用されるイメージです。
当ブログで主に扱っている「パーツが小さくて関節の多い美少女プラモ」にはあまり向かないと思い、今回は紹介しませんでした。
まとめ
今回は「塗装を落とす方法」についてご紹介しました。
「塗装の方法」だけでなく「塗装を落とす方法」を知っておけば気兼ねなく塗装を出来るようになるとも思います。
ぜひ、参考にしてみてください。


