プラモデルの基本的な工作の1つに「合わせ目消し」があります。
「合わせ目」という「本来存在しない線」を消すことで、作品のクオリティを上げられるのでこの作業を行っている方も多いと思います。

ところで皆さん、合わせ目消しに何を使っていますか?
合わせ目消しに使う道具には「プラモデル用接着剤」や「パテ」など様々ありますが、私は「瞬間接着剤」を使った合わせ目消しをおすすめしたいです!
この記事では「瞬間接着剤」を使った方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
瞬間接着剤を使うメリット
瞬間接着剤を使うメリット
- 硬化が早い(作業が早く出来る)
- ヒケができ辛い
- 塗装する際に「サーフェイサー」や「プライマー」を吹く必要が無い
特に③が大きいと感じています。
接着剤は「塗料を弾かない」ので「パテなど」を使った合わせ目消しより私は好きです!
瞬間接着剤を使うデメリット
瞬間接着剤を使うデメリット
- 「溶接」ではなく「接着」なので強度は「プラモ用接着剤」などより落ちる
- 「関節部分」などに流れ込んでしまった時にがっつり固まってしまう
- 硬化後は切削性が悪い
- 透明な接着剤の場合「ちゃんと合わせ目を消せているか」が分かりづらい
道具
必須
- 【瞬間接着剤】
塗布するための道具
接着
今回は「ポケモンプラモコレクション」の「ピカチュウ」に存在する合わせ目を消していきます。
また、合わせ目消しは「接着」と「やすり掛け」の2つの作業に分かれていますので、まずは「接着」からやっていきましょう!
接着剤を塗布
合わせ目の存在するパーツ面に「瞬間接着剤」を塗布していきます。
「接着剤の口」で直接プラモに塗布してもいいのですが、それだと「接着剤が余計な場所にまで流れてしまう」ということになりやすいです。
なので私は「容器に移す」➔「スパチュラで接着剤をすくって、必要な量だけ付ける」としています。
また、接着剤は「パーツからはみ出して隙間を埋める」ことで合わせ目消しとして機能するので、塗る際は両パーツ側に塗っておきましょう!
パーツを合わせる
接着剤を塗布したら、パーツを「ぎゅーっ」と合わせます!
すると、合わせ目の部分から「にゅっ」と接着剤が溢れてきますので、硬化するまで待ちましょう!
パーツにもよりますが接着剤がしっかり外に溢れてくるように、数十秒間は押さえつけましょう!
そして、接着剤が「硬化」するのを待ちます。
大体の接着剤は「完全硬化」までに24時間以上要するとのことです。
しかし「効果促進剤」を使えば、一瞬で硬化させることができます。
時間が惜しい人は「効果促進剤」の使用も検討してみてください!
接着剤が道具に固まったら
私は「スパチュラ」を使っているのですが、↓のように「接着剤がスパチュラに固まってしまう」ということが起きます。
このように「道具に固まった接着剤」は、カッターで硬化後の接着剤に切れ目を入れることで、剥がれやすくなります。
カッターで指を切らないように注意!
やすり掛け
接着が完了したら、次は「合わせ目の接着跡を消すための作業」です。
デザインナイフでカンナ掛け
この「カンナ掛け工程」は必須ではありませんが、あらかじめ「硬化した接着剤部分」を削っておくことで、後の「やすり掛け工程」がやりやすくなります。
もしも「デザインナイフの扱いが苦手」なら、飛ばしても大丈夫です!
「カンナ掛け」の方法ですが、デザインナイフの刃を立て、合わせ目の一方向に動かして接着剤を削っていきます。
「平刃のデザインナイフ」を使って削るのもいいですね!
この時「パーツを傷つけない」ことを第一に優先しましょう。
パーツを傷つけると、リカバリーにとても手間がかかるので「パーツを傷つけるぐらいなら、接着剤を残して終わる」ぐらいの気持ちで、硬化した接着剤を削りましょう。
やすり掛け(400番)
次は「合わせ目をやすり掛け」します。
「使うやすりの種類(番手)」ですが、これは「作品をどう仕上げるか」で変わります。
以下は自分の「やすりの番手の選び方」です。
あくまでも個人的なものですが、良ければ参考にしてみてください。
やすりの番手の目安
- 【つや消し仕上げ】
➔800番まで - 【光沢仕上げ】
➔1000番まで
(または1000番以上)
どんな仕上げでも「400番から始める」というのは変わりません。
やすりを掛ける際は「優しく」「一方向に向かって」を意識しましょう!
「同じ番手のやすり」で縦横にやすり掛けするのは避けた方がいいです!
やすり掛けで意識すること
- 【力を入れない】
軽ーく「すっ」と、表面を優しく擦るようにしてパーツにやすりを当てる。 - 【番手を変えるたびにクロスする】
例えば「400番を縦方向にかけたなら、600番は横方向」といった感じです。 - 【最小限の場所にやすりをあてる】
「400番やすり」は特にそうなのですが、「合わせ目と関係ない場所」にやすりを掛けてしまうと「そのあとフォローする場所」が増えて厄介です。なので「やすり掛けする場所は必要最小限」ということを意識したいです。
やすりを「クロス掛け」する理由
「やすりを一方向にかける」「異なる番手でクロスしてやすり掛けする」理由としては「やすりの傷跡を目立たなくする」という効果を狙ってのことです。
「クロス」すると傷が傷を埋めてくれて、結果的に「傷が悪目立ちしづらくなる」というわけです。
なので、やすり掛けをする際には「番手ごとに方向を変えてクロスする」ということを意識しましょう!
指で接着面を撫でて、凹凸(接着剤)がなくなっていれば400番は終わりで大丈夫です!
やすり掛け(400番以降)
つぎは400番以降のやすりを掛けていきましょう。
400番は「接着剤を削るため」でしたが、それ以降は「400番で付いた傷を慣らす作業」です。
「400番で接着剤を削る」➔「600番以降で400番で傷ついたパーツの表面を整える」というイメージです。
上で書いたように「番手ごとにクロス」してやすり掛けをしていきます。
パーツに光を当てながら作業すると「大きな傷が残っていないか」の確認がしやすいですよ!
そして合わせ目消し完了です!
うっすらと黒い線が見えていますが、これは「透明接着剤」なので「隙間が影になって見えている」ということです。
ちゃんと「瞬間接着剤が埋まっている」という証なので、心配しなくて大丈夫です!
まとめ
今回は「瞬間接着剤」を使用した「合わせ目消し」の方法の紹介でした!
「設定にない合わせ目が気になる!」という方は、ぜひこの記事を参考にして合わせ目消しに挑戦してみてください!




