
この記事では「ヒートプレス」を使って「忍者が口元に巻くようなマスク」の作り方を紹介しています。
「すべてプラ素材なので、プライマー(サーフェイサー)が必要ない」という特徴がありますので、ぜひお試しください。
ヒートプレス とは
今回用いる手法の「ヒートプレス」とは
熱して柔らかくなったプラ素材をパーツに押し付けて、そのパーツの「型」を取るテクニックです。
夏祭りの屋台などで売られている「プラスチックのお面」なんかは、この「ヒートプレス」で作られているそうです。
「ヒートプレス」では
- 何を使ってプラ素材を熱するか
が非常に重要かつ、選択肢が多いです。
↓の記事では私が使ったことのある道具とその使用感を紹介していきますので、道具選びの一助としてもらえれば幸いです。
今回作る「30MSフェイスパーツのマスク」ぐらいのサイズなら「ヘアアイロン」でプラ板を熱します。
作業手順
ここから実際に作業していきます。
フェイスパーツを固定
フェイスパーツに対して「力を入れて上からプラ板などを押し付ける」ので、しっかり固定されている必要があります。
また「高さ」も必要なので私は↓の様な「ダボ穴を開けた5mmプラ棒を油粘土で固定したもの」に刺して作業しています。



型を取る
次は「プラ板」をヘアアイロンで熱して、フェイスパーツに押し付けます。
「プラ板の厚さ」は「0.5~1㎜」ぐらいがちょうどいいと思います。
方法は↓の記事の「道具別 作業例 へアイロン」を参考にしてみてください。
必要なプラ板大きさ
「必要なプラ板の大きさ」は、大体「対象物(今回ならフェイスパーツ)の2~4倍」という感じですね。


もし「プラ板のサイズが足りない」と、↓のように「うまく形がとれない」ことになります。

また「プラ板の左右を持って押し付ける」ので、「横方向の大きさ」は大きめに(少なくとも3倍)は取ると良いと思います。
今回作る「忍者マスク」で意識するポイントとしては「顔の下側を重点的に押さえる」という点です。

「フェイスパーツの上側」は使わないので適当で大丈夫です。
押し付けすぎない
押し付ける際に「力いっぱい押し当てない」ことが重要です。
思いっきり方に押し付けてしまうと、プラ板が引き伸びて大体0.2~0,3mmぐらい薄くなります。
下は「0.3mmプラ板」を使ったものですが、押し付けすぎた結果「ペラペラの0.1mmプラペーパー」並みに薄くなってしまいました。

「形がとれるようにしっかり押し付ける」、「だけど引き伸ばしすぎない」という力加減は、何回か失敗して覚える必要があるかもです。
ざっくり切り取る
型を取ったら、その周囲でざっくりと切り取ります。


印付け&カット
フェイスパーツをはめて、裏側からパーツに沿って印をつけます。


こちらもまた「線ピッタリ」を攻めるのではなく、ざっくりと切ります。

マスクの大きさ を決める
「マスクの大きさ」を決めましょう。
今回自分は
- 鼻より上
- 耳の付け根まで
にしましたので、その通りになるように印を付けます。


そしてまた印に沿うようにざっくりカットして

「デザインナイフ」等で慎重に削ぎます。

後で「やすりがけ」をするので、ここで「線ぴったりに切る」必要はありません。

仮止め
作業しやすくするために「接着剤でマスクをフェイスパーツに仮止め」します。
仮止めすると「フェイスパーツが接着剤で汚れる」ので注意してください。
仮止めには、接着力が弱い「瞬間カラーパテ」を使います。
カラーパテをフェイスパーツ「ちょこっと」だけ乗せて、マスクを乗せます。


マスクの不要部分を削る
ここからは「マスクの不要な部分」を「デザインナイフ」や「やすり」で削ります。
裏側から、アゴ下の不要部分を切りました。


ちなみに「あえてアゴ下の余白部分を残しておく」と、↓のように「垂れた布の感じ」を表現できます。

とりあえず、今回自分はぴったり切りました。

やすりがけ
このままだと「切断面」がガタガタなので、やすりで整えます。
「240~400」の粗いやすりで、自然な曲面を意識しつつ断面をやすりがけします。

とりあえず終わりました。


塗装をする場合は、さらに「800~1000」あたりまでやすりがけしておきましょう。
塗装
もしも塗装をしない場合は、この工程は必要ありません。
今回私は「MSファントムグレー」を使いました。このグレー好きです。
下地は「プラ板の白」なので、特に何も吹きません。
そのまま「MSファントムグレー」を吹きました。

さらに「つや消し」を吹きます。
クレオスの「プレミアムトップコート つや消し」を使いました。

接着
あとは「マスクとフェイスパーツの接着」をして終了です。

まとめ
今回は「忍者マスク」の作り方についてでした。
この作り方で自分が気に入ってるのは「全部がプラ素材だから『サーフェイサー』が要らない」という点です。
しかもプラ板は白なので、すぐに「本塗装」に行けるので非常に楽です。
「プラ素材を熱して型を取る」のは若干面倒ですが、それ以降は比較的楽な作業が続くのでぜひお試しください。




