
「プラモデル」が「プラスチックモデル」の略であることは周知の事実かと思いますが「プラモデル作りではプラスチックしか使わない」とは限りません。
「プラスチック」以外の素材、例えば「金属」を部分的に使ってプラモ作りをしたいなんて時もあるかもしれません。
この時問題になるのが「金属にプラモで使うような塗料(ラッカーなど)を塗装できるのか?」という点です。
この記事では「金属を塗装する方法」を紹介していますので、上記のような悩みをお持ちの方はぜひ参考にしてみてください。
金属にラッカーで塗装できる?
結論から言うと
そのままでは厳しいけど、下地を作れば可能
という感じです。
プラモ界隈では塗膜が強いことでおなじみのラッカー塗料ですが、その強さの秘訣は「シンナー(溶剤)」がプラスチックの表面を僅かに溶かし、塗料を溶接するという点にあります。
しかし「金属」はシンナーでも溶かせないので、ラッカー自慢の塗膜の強さは発揮できません。
それどころか手で触れるだけでパラパラと塗膜が剥げ落ちるほどです。

メタルプライマー

上述の通り「そのままラッカー塗料を金属に使う」では塗料は定着しません。
金属に塗装するには「下地」を作る必要があります。
その下地となるのが「メタルプライマー」と呼ばれる「金属用のプライマー(下地用塗料)」です。
↑のような「メタルプライマー」を下地として塗布することで、その上に乗ってくる「ラッカー塗料」などがしっかり食いつくようになります。
メタルプライマー を使って見る
ここからは、実際に「金属へのラッカー塗装にメタルプライマーを使ってテスト」をしていこうと思います。
また、比較用として「メタルプライマー無しのラッカー塗装」も一緒に見ていきましょう。
「100均のステンレス計量スプーン」に「Mr.カラー クールホワイト」と「Mr.プライマー」を吹きました。
- 【右側】
➔下地なし - 【左側】
➔下地に「Mr.プライマー」

テスト① マスキングテープ
塗面に「マスキングテープ」をピッタリ貼って、それを剝がした場合どうなるかを見ます。
下地:なし

1発KOです。弱っ。
下地:プライマー

何度強くテープを押し付けて剥がしても、一向に塗膜が剥がれる気配はありません。
テスト② つまようじガリガリ
つまようじを塗面に立てて、力を入れてガリガリ削ります。
下地:なし

ちょっと力を入れただけで↑の有様。激弱です。
下地:プライマー

つまようじが折れるぐらい、力を入れて削っても欠片も剝がれません。
「プラスチック+サーフェイサー」で作った塗膜よりもずっと強いんじゃないかな?
まとめ
今回は「金属へ塗装する方法」を紹介しました。
プラモデル製作に「金属パーツ」の選択肢が増えると作品の幅も広がると思うので、ぜひこの記事を参考にして「金属への塗装」をやってみてください。


